今、はまっているのは土井善晴先生。
ひょんなことで料理セミナーパーティへ参加した時、
女性ばかりの中、やっぱり目立っていたせいか、声をかけてくれました。
だからと言って、その後、何があったわけではないのですが、
そういうちょっとしたことで、ファンになってしまうのが人間の面白いところ。
面白かった話は、戦前、味噌汁に出汁を入れるのは「ハレの日」だけ、
日常は出汁をひかなかったということ。具材から出る旨味だけで十分と教わって、
以来、具材によっては、出汁を使わないことを覚えました。
先日、動画で土井流の南蛮漬けを見て、本日、人生初の南蛮漬けを作りました。
長年の料理人生にかなり偏りがあり、 南蛮漬けは未開拓分野ですので、
珍しく教え通りにやってみたら、思った通りに美味しい。
鯵に片栗粉をまぶして、揚げて、、、。
味の染み込んだ鯵をいただきながら、
自分だったら、衣に卵を使うのに、と思った途端、気付きました。
片栗粉だけだからこそ、味が中まで染み込むんですよね。
何でもアレンジすればいいもんではありません。反省です。
しばらく、素直に、土井流に飲み込まれようと思います。
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